入国
約1か月の講習を行った後、実習先へ配属
東南アジアの魅力あふれる3カ国、ベトナム、フィリピン、ミャンマーについてご紹介します。
ベトナムについて
真面目で勤勉な人や手先が器用な人が多いといわれています。家族をとても大切にし、将来よりも今を重要とする考え方を持つ人が多いです。またプライドが高い傾向にあります。そのため、日本ではありがちな、部下の失敗をみんなの前で叱るという方法は、ベトナム人のプライドを傷つけモチベーションを下げてしまうので、上手く作用しません。
主食はお米で、香草、野菜、果物を使った料理が多いです。またベトナムの食文化はフランスや中国の影響を受け、麺料理やサンドイッチなどが人気です。箸やスプーンを使用します。
米粉を使った麵料理。
フランスパンに具材を挟んだ
ベトナムのサンドウィッチ。
ベトナムの生春巻き。
宗教
トピックス / テト(旧正月)について
中国の春節と同様に、ベトナムでは旧暦で新年をお祝いします。
日本人が正月に実家に帰省するように、ベトナム人もテトは家族で過ごします。そのため、日本の大型連休前のようにテト前は帰省ラッシュに!
最近は帰省だけではなく、長期休暇を利用して遠方に旅行する人も増えてきました。
フィリピンについて
基本的に素直で明るく元気。細かいことをあまり気にしない人が多いです。また、ホスピタリティ精神の高い人や家族をとても大切にする人が多いのも特徴です。また細かいことを気にしない長所を持っている一方で、フィリピン人の多くは時間とお金ににルーズという特徴があります。
フィリピンはスペインとアメリカの食文化に強く影響を受けています。特徴として主食のお米と合うものや味が濃く脂っこいもの、揚げ物が多いです。スプーンやフォークを使用します。
肉をにんにくや酢、醤油、胡椒と一緒に煮込んだ料理。
細かく刻んだ豚肉を酢や醬油、にんにく、唐辛子で炒めた鉄板料理。
豚の丸焼き。
宗教
トピックス / MWO申請について
フィリピン人を技能実習生として受け入れるためには、日本の在留資格手続のほか、MWOというフィリピンの出先機関での手続が必要です。MWOを通して、雇用内容がフィリピンと日本の法律・慣行に合致していることを確認します。
そのため、MWOからの承認後、面接や各種申請を行う流れになります。
ミャンマーについて
勤勉であるがゆえに高い労働意欲を持っている人が多いです。コミュニケーションにおいては、穏和で組織やチームのための言動を重視する傾向があります。また怒られたり、叱責されるなどの厳しい言動には、心が耐えられず泣いてしまったり、ショックで会社を辞めてしまったりする人もいます。
インドや中国、タイと国境を接するミャンマーの料理は、周辺国からの影響と自国独自の食文化が混ざり合っています。カレー、サラダ、麺類が食卓の主役ではありますが、日本で食べられているものとは味も見た目も大きく異なります。
鶏とじゃがいものカレー。
魚スープとビーフンの料理。
発酵したお茶の葉のサラダ。
宗教
トピックス / スマートカードについて
ミャンマーにはミャンマー国外へ就労するための独自の申請があります。 それがスマートカード(海外労働許可証)発給という作業です。出国の際には、通常の出国審査とは別にスマートカードの所持確認が行われています。
また、スマートカード取得の際に、ミャンマー労働省による事前講習(ミャウダゴン講習)を1日間受講することも必要とされています。講習ではルール規則や罰則規定などの説明を受けます。
※2024年7月時点
ベトナム | フィリピン | ミャンマー | |
---|---|---|---|
人口 | 約9,946万人 | 約1億1,733万人 | 約5,797万人 |
言語 | ベトナム語 / 公用語 | タガログ語 / 公用語 英語、その他 |
ミャンマー語 / 公用語 シャン語、カレン語 |
気候 |
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義務教育 |
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平均給与 |
平均月収 約660万ドン(約3.8万円)
都市 最低賃金
1万6,600ドン(約96円)~ 参考 1VND=約0.0062円 |
平均月収 約12,000ペソ(約3.2万円)
都市 最低賃金
573ペソ(約1,545円)~ 参考 1PHP=約2.7円 |
平均月収 約479,000チャット(約3.5万円)
都市 最低賃金 5,800チャット(約442円) / 日 参考 1MMK=約0.075円 |
各機関の審査期間は、混み具合によって大幅に変動する場合がありますのでご留意ください。
ベトナム | フィリピン | ミャンマー | |
---|---|---|---|
9か月前 | 申し込み申請書類を準備・作成(MWO用) | 申し込み申請書類を準備・作成(面接用) | |
8か月前 | MWOへTIO申請 提出 審査期間(1~2か月)を経て MWOからの承認を受ける ※面接までに行う必要あり |
面接(人材確定) 送出機関よりミャンマー政府 労働省へデマンドレター申請 |
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7か月前 | 申し込み | 申請書類を準備・作成 | |
6か月前 | 面接(人材確定) | 面接(人材確定) | 外国人技能実習機構へ 技能実習計画認定申請 提出 |
5か月前 | 申請書類を準備・作成 | 申請書類を準備・作成 | 審査期間(1~2か月)を経て 技能実習計画認定通知書交付 |
4か月前 | 外国人技能実習機構へ 技能実習計画認定申請 提出 |
外国人技能実習機構へ 技能実習計画認定申請 提出 |
出入国在留管理局へ在留資格 認定証明書交付申請 提出 |
3か月前 | 審査期間(1~2か月)を経て 技能実習計画認定通知書 交付 |
審査期間(1~2か月)を経て 技能実習計画認定通知書 交付 |
審査期間(1~1.5か月)を経て 在留資格認定証明書 交付 |
2か月前 | 出入国在留管理局へ在留資格 認定証明書交付申請提出 |
出入国在留管理局へ在留資格 認定証明書交付申請 提出 |
送出機関よりスマートカード 発行申請 提出 ※審査期間 約6週間 |
1か月前 | 審査期間(1~1.5か月)を経て 在留資格認定証明書 交付 |
審査期間(1~1.5か月)を経て 在留資格認定証明書交付 |
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送出機関より 査証交付申請 提出 審査を経て査証交付 入国準備、航空券の手配 |
送出機関より 査証交付申請 提出 審査を経て査証交付 入国準備、航空券の手配 |
送出機関より 査証交付申請 提出 審査を経て査証交付 入国準備、航空券の手配 |
入国
約1か月の講習を行った後、実習先へ配属